グループ連合

  1. Home>
  2. グループ連合>
  3. 1961年 グループ連合展>
  4. 1961年 第6回グループ連合展
1961年 第6回グループ連合展

1961年7月4日—7月9日 グループ連合展  京都市美術館
1961年7月19日−7月24日 グループ連合展 大阪市美術館
(グループ連合展協議会主催)
(東ドイツ児童画展も展示)リアリズム美術家集団は共産党に近い組織であった。その関係でこの展示が行われたという証言あり。

参加グループ
「前衛機構具現」「リアリズム美術家集団」「作陶集団マグマ」「京都青年美術作家集団」

参加メンバー
「前衛機構 具現」塚本隆造、永田俊朗、本郷宣彦、河村一夫、谷イサオ、高瀬一三務
「リアリズム美術家集団」伊川藤義、乾喜美子、岩本カヨ子、登崎太川郎、太田正平、奥越紹生、渡辺修、高浜棋、田川夏子、関洋輔、木曽秀夫、清田雄司、立沢広、川島恵美子、大泉米吉、北原正雄、筒井勝、村上芳夫、渡辺敏雄、田辺正雄
「作陶集団マグマ」川上力三、草野文彦、笹山忠保、高島朝生、吉竹弘
「京都青年美術作家集団」市村司、小泉玲子、田中守貴、中塚和夫、ネギタ・マサトシ、林俊治、広重明、福沢忠夫、本庄富佐子、安田輝夫

一次資料
・ リーフレット 1961グループ・連合展
・ 展覧会DM
・ 1961年グループ連合展報告書
・ 1961年グループ連合展会計報告

新聞記事
・ 1961年7月5日 京都新聞「グループ連合展」(告知のみ)

1961年
5月〜6月 グループ連合展に関する打ち合せ会がしばしば開かれる。(青美議事録より)

6月例会
1961年6月23日(火)7:30 pm~ 於 キサラギ茶房
出席者 林、市村、福沢、広重、ネギタ、安田、中塚
※ グループ連合展に関して。報告 福沢忠夫
京都展 搬入 7月30日(月)正午より 個々で美術館
    初日 4日
    最終日 9日(日)
    搬出 9日(日)午后5時
大阪展 搬入 7月18日( )正午より
    初日 19日
    最終日 24日(月)
    搬出 24日( )午后5時
京都→大阪 積込 京都 市村、ネギタ 18日(火)朝9時
    大阪 林、福沢 18日 午后
大阪→京都 七条大宮裏(木津屋橋大宮東入)中村運送
参加者 市村、小泉、田中、中塚、ネギタ、林、広重、福沢、本庄、安田 計10人
主張 21世紀への回答 担当は福沢
会場 第一室全部(京都)彫刻と共使用 一番奥の2室(大阪)
経費 全予算 64,065—
   各グループ 5,000—
   グループ 4
   均等割分一人500円 参加ヒ 1,100円 計1,600円
附記
今回は事務一切は「具現」の係りである。
6月26日 グループ連合展最終打合せ会とする。
・ 青美所有の雑品購入は市村氏が担当
・ ラベル及びその付属品は広重氏が担当
※ マニフェスト「21世紀への回答」について論議。
※ 6月24日グループ連合展終了す。市村、中塚、福沢がその合評会に参加した。
※ 同じ日、ネギタを加え四人で今後の青美のあり方について討論した。

8月例会
1961年8月5日(土)7:00 pm~ 於 キサラギ茶房
出席者。広重、ネギタ、林、福沢、田中、市村、中塚
議題。1、青美運営1件  2、’61青美展1件
 3、事務手続引継の件  4、グループ連合共済ノ件
1、            グループ連合展決済の件 終了
2、            青美運営1件(事務手続引継ノ件)
  会計 広重明(本庄フサ子より引継)
  事務局長 市村司   補佐 中塚、福沢
  記録 ネギタマサトシ
3、’61青美展ノ件
 福沢、ネギタのpracticeによって青美展を行う。

///

青美例会
1961年10月7日(土)10:00~ 於 主のなき家
出席 市村、福沢、林、中塚、ネギタ
・ 今後の青美運営(来年度)。青美の充実、発展の為に青美の趣味性を排斥するた次の提案がなされた。今後は、グループ連合展の廃止に踏切り、同時に青美展を二本立にする。すなわち府ギャラリーの青美展は福沢忠夫プロデュースのもとに、同時に、又は異時に林俊治のプロデュースによる青美展を運営する。ネギタはアシスタントとしてこれに参加する。又、林プロデュースのものは、純然たるショウであり、福沢プロデュースのものは青美の良心から出るものである。青美会員はこのいずれに参加しても、又、いずれのみに参加してもかまわない。多能、有能なタレントの参加も含む。市村は、両方の相談役としての活躍を期待する。又、中塚は人事の面の責任を追う。
・ 林プロデュースのshowとしての青美展は青美としてはやらない。しかし考える。
・ これは保留である。

 

PAGE TOP